2010年10月31日 ポーランド(マイクロソフト)
マイクロソフト、ポーランド企業と事業提携
マイクロソフトは、ポーランドのSMT Software社と同社の検索エンジンであるBingサーチエンジンシステムのリニューアル版を共同で開発する。同開発プロジェクトは2年間に及ぶ。
ポーランドのIT企業の技術力は、欧州では定評があり、多くの外資系企業が業務提携、子会社化などを通じて、共同開発を行っている。
*Bing(ビング)は、Ajaxを使用した、マイクロソフト製の検索エンジン。旧名称はLiveサーチであり、マイクロソフトのWindows Liveサービスの一つでもあった。
2010年10月29日 ハンガリー(失業率)
ハンガリーの失業率、減少傾向に転じる。
2008年の経済危機以降、失業率の上昇が続き今年第一四半期には、ピーク時11,8%に達した失業率は、現在少しずつ減少しており、今年7月~9月までの平均失業率は10,9%にまで下がり、同時期の非雇用者数は18,600人増加。
2010年10月28日 チェコ(不動産)
プラハの中心部は、旧市街と大きな華やかな目抜き通りの新市街に大別される。
新市街には、モダンなカフェ・レストラン、衣料店などが軒を並べ、第二次世界大戦の戦禍を逃れた建造物が多いが、チェコ日刊紙の調べによると、最近では、その多くが外資系企業の所有となっているとのこと。
中東欧の不動産投資は、西欧に比べ廉価なことで、一時期不動産ブームが起きたが、ポーランドを除いては落ち着きを見せている。その中で人気の高いところは、閑静な住宅地ではなくやはり中心部や商業地。企業の投資も多く、今後も外資所有の割合が増えると予想される。
2010年10月28日 ロシア(企業買収)
仏自動車大手ルノーは27日、ルノー・日産連合がロシアのトロイカ・ダイアログが保有する露自動車大手アフトワズ株式の取得に向け、交渉を行っているとの報道を否定した。
ルノーは、すでにアフトワズ株25%を保有している。
これより先、テレビ局のロシア・トゥデーは同日、ルノー・日産連合のゴーン最高経営責任者(CEO)がインタビューで「われわれはトロイカが保有するアフトワズ株の取得を計画しており、交渉を行っている」と語った、と報じていた。トロイカはアフトワズ株約20%を保有している。
2010年10月27日 ポーランド(仕送り)
ポーランド人、西欧からの仕送り事情
EUという一つの市場が形成されてから、就労面でも人の移動が簡素化され、多くのポーランド人も給与水準の高い西欧で就労している。EU国別では、ドイツを筆頭に、アイルランド、イギリスが続く。
最近、ポーランド国立銀行が行った、昨年一年の外国からの送金調査では、隣国ドイツから母国への仕送り額がEU全体の24%を占め最も多かった。また、出稼ぎ立国として有名なアイルランドにも沢山のポーランド人労働者がおり、昨年は送金総額、8億4,100万ユーロで第二位。
ポーランド人の出稼ぎ
2004年5月にポーランドが欧州連合に加盟すると同時にイギリス、アイルランド、スウェーデンが自国の労働市場をポーランド人に開放し、ポーランド人がこれらの国で自由に働くことができるようになった。現在イギリスには100万人、アイルランドには 50万人、スウェーデンには数万人のポーランド人が出稼ぎに行き、投資銀行やメーカーといった大企業幹部、開業医から配管工や電機修理工、ホテルのスタッフからカフェのウェーターまで幅広い職種でポーランド人が働
2010年10月26日 チェコ(自動車)
チェコ、自動車の売上げ堅調
チェコの今年の自動車販売台数は、100万台を超える見込み。
今年の国内年産台数自体は、昨年比18%減だが国内需要は増え、一昨年約95万台、昨年約98万5,000台と年間売上が100万台を下回ったが、今年は大台を突破する可能性が強い。
2010年10月25日 イタリア(パン)
イタリアの研究チームの発表によると3万年前の粉をつくる石器に残されていたでんぷんの粒から、当時の人類が初期の平らなパンを食べていた可能性のあることが分かった。同石器は、チェコ・ロシア・イタリアで見つかっている。いままでの研究では、パン作りの最古の証拠は、イスラエルの約2年前の遺跡で、小麦をすりつぶした石器だったが、それよりも1万年も古い時代の証拠として注目されている。
中東欧の国々もパンが主食の国が多いが、3万年も前からその製造技術があった可能性がある。


2010年10月24日 ハンガリー(コンビニ)
ハンガリーでは、一般にABC=大抵24時間オープンしているコンビニエンスストアを指す。
コンビニといっても日本のように、新鮮な食品が時間単位で供給されていたり、コンビニにいけば、とりあえず必要な日用品は殆ど手に入るという品ぞろえがあるわけではないが、ハンガリー国内では多くの人に利用されている。(それでも5年前に比べると、食料品、生活必需品などの選択肢がだいぶ増え、輸入品なども扱う店舗もあり、店構えもモダンになった。大きさは日本のようにほぼ統一規格があるわけではなく、40平米ぐらいのところから、大きなところでは200平米ぐらいとまちまち。下記、画像参照)
中でも、ABCをそのままひっ繰り返したCBAという店名の大手コンビニが、最近では隣国スロバキアへの進出に力を入れている。
現在まで560店舗を展開、昨年度は1億5,800万ユーロの売上があり、スロバキア内小売チェーンの第7位に食い込んだ。
尚、中東欧では、アジア展開にみられるセブンイレブンなどの世界規模のコンビ二チェーンの進出はまだない。
ハンガリーのコンビニ
2010年10月23日 フランス・スペイン(国債入札)
スペイン、フランスとも、国債入札は順調。
21日行われたスペインとフランスの国債入札は、ともに順調な結果となった。
スペインは、2025年と2032年に償還を迎える国債の入札を実施。調達額は合計38億5000万ユーロ(54億3000万ドル)と目標レンジ(30億―40億ユーロ)の上限付近となった。
フランスは、2年・3年・5年の中期国債(BTAN)入札を実施。調達額は総額84億8000万ユーロと目標額と一致した。
平均落札利回りは、2年債が1.07%、3年債が1.23%、5年債が1.84%だった。
2年債利回りは9月に実施した前回入札の水準を最大で17bp上回った。
欧州の専門家によると「ユーロ圏周辺国債全般に対する基調的な投資意欲は依然存在し、入札を消化することに問題はない」との見方を示した。


2010年10月22日 ポーランド(相撲)
日本では、少しイメージをつかむのは難しいと思うが、中東欧では、一般に日本の武道が盛んだ。
最初は、日本のマスターとして青年海外協力隊や各流派の師範などが、伝道師のごとく広めていったが、そこで学んだ異国の弟子たちが、師範、先生となり子供たちを中心に地域に根付かせている。日本人の留学生やサラリーマンが、日ごろの運動不足を解消するため留学や駐在中に現地の外国人から武道を習う逆転現象(?)もみられる。
ポーランドでは、武道の中でも最近相撲に注目が集まっており、相撲人口は1000人以上。先日ワルシャワでは、世界選手権も行われた。
ポーランドではその他、合気道、柔道、剣道も人気があって競技人口が多く、中でも合気道の人気が高い。柔道はパウエル・ナツラのような国民的人気の天才柔道家を輩出したためこちらも人気がある。剣道は戦闘技術というよりは「サムライの哲学」として、他のヨーロッパ諸国と異なり日本の武家社会とよく似た社会(シュラフタ社会)のあったポーランドでは特に関心が強い。一方、空手のような打撃系の武道は上に挙げた競技ほど頻繁には見かけないが、一定の競