2013年9月26日クロアチア(格付け)
格付け会社フィッチ・レーティングスは昨日、財政状況をめぐる懸念から、クロアチアとマルタのソブリン格付けを引き下げた。
クロアチアの長期外貨建て発行体デフォルト格付けは「BBBマイナス」からジャンク(投機的)等級となる「BBプラス」に、マルタは「Aプラス」から「A」にそれぞれ引き下げた。
格付け見通しはともに安定的とした。
フィッチはクロアチアのジャンク等級への引き下げについて、同国の財政見通しの悪化を指摘。声明で「2013年のクロアチアの一般政府赤字見通しを変更し、対国内総生産(GDP)比で4.7%と、従来予想の3.9%から悪化すると予想する。政府債務についても、2016年に対GDP比66%でピークに達することを見込み、従来見通しの62%から引き上げた」とした。
マルタの格下げについても、財政をめぐる懸念を挙げた。声明は「2012年のマルタの一般政府赤字は対GDP比3.3%と、政府目標(2.2%)およびフィッチの昨年9月予想(2.6%)をともに大きく超える結果となった」と指摘。これが2013年に響いていることから、2013年は対G
2013年9月25日チェコ(自動車)
仏自動車大手PSAプジョー・シトロエン のバラン最高経営責任者(CEO)は、欧州の小型車部門でトヨタ自動車 との提携を継続する意向を示した。
同CEOはドイツのAuto Motor und Sport誌に対し、「次世代車は再び共同開発となり、チェコで生産される」と述べた。
資金繰りに苦しむプジョーが、独BMW との自動車部品を取り扱う合弁会社を解消し、エンジン部門での提携関係を打ち切ったこと受け、プジョーが他の提携関係も解消するのではないかとの観測が出ている。
トヨタはチェコのコーリンにある生産ラインで小型車「アイゴ」を生産しており、プジョーが来年初旬に販売開始を予定している「シトロエンC1」、および「プジョー107」は同ラインを使って生産される。
トヨタとプジョーの合弁会社、トヨタ・プジョー・シトロエン・オートモビル(TPCA)は2005年2月に生産開始。以来、2012年3月までの合計生産台数は200万台を超えている。
為替相場
2013年9月25日(水)13時29分現在
1ユーロ132,9円,1ドル98,69円
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