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2010年9月28日 ルーマニア(世論調査)

ルーマニア、生活は、むしろチャウシェスク時代の方がいい? 先日実施された世論調査で、1989年の体制転換前と体制転換後を比較した場合、どちらの生活がより良いか? という質問をしたところ、体制転換後と答えた人々は全体の23に留まり、むしろチャウシェスク時代の1989年以前の方がよかったとする人が 半数近い49%に上った。ちなみにどっちも一緒と答えた人は14%。 2007年にEUに加盟し、EU経済圏入り、外国投資の誘致も積極的なルーマニアだが、2008年後半からの経済危機は、EUの中でもルーマニアは特にダメージを受けた。それに付随する形での公務員の給料カットや、共産時代にはあまり心配ではなかった失業の問題などが生活感に大きく 影響をしている。 体制転換諸国に共通して言えることだが、体制転換後、資本主義の波にうまく乗れた人達と、そうでない人たちとの間で、貧富の差が生まれ社会的不満を内包している。 そして持てる者と持たざる者の差が、必ずしも能力や努力といった公平な競争の中で存在していると認識している人は非常に少ない。彼ら同士の話を聞いてると、うまくやった(悪いことをしてでも)=賢いという言葉が同義語に使われているケースも多い。

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