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2010年10月27日 ポーランド(仕送り)

October 27, 2010

ポーランド人、西欧からの仕送り事情

EUという一つの市場が形成されてから、就労面でも人の移動が簡素化され、多くのポーランド人も給与水準の高い西欧で就労している。EU国別では、ドイツを筆頭に、アイルランド、イギリスが続く。

最近、ポーランド国立銀行が行った、昨年一年の外国からの送金調査では、隣国ドイツから母国への仕送り額がEU全体の24%を占め最も多かった。また、出稼ぎ立国として有名なアイルランドにも沢山のポーランド人労働者がおり、昨年は送金総額、8億4,100万ユーロで第二位。

ポーランド人の出稼ぎ

2004年5月にポーランドが欧州連合に加盟すると同時にイギリス、アイルランド、スウェーデンが自国の労働市場をポーランド人に開放し、ポーランド人がこれらの国で自由に働くことができるようになった。現在イギリスには100万人、アイルランドには 50万人、スウェーデンには数万人のポーランド人が出稼ぎに行き、投資銀行やメーカーといった大企業幹部、開業医から配管工や電機修理工、ホテルのスタッフからカフェのウェーターまで幅広い職種でポーランド人が働いている。

イギリスでは公共の図書館がポーランド語の本や雑誌や新聞をそろえ、ポーランド人コミュニティはポーランド人向け新聞を発行している。またイギリス全土に何百ものポーランド料理レストランが開業するようになり、イギリス人がポーランド名物のソーセージ(キェウバーサ、英語読みではキールベイサ)などに親しむようになった。

現在、ドイツとオーストリアの2ヶ国を除く全ての欧州連合加盟国はポーランドに対し労働市場を開放している。ドイツとオーストリアは2011年4月30日までは一定の制限措置を維持することになる見込みであるその後は全面開放となる。

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