中東欧最新ビジネス情報

EU Business Information [Direct Report]

10/20/2010

有毒スラッジ(汚泥)流出事故を起こしたハンガリーのアルミメーカー、MAL社は操業を再開することになった。しかしながら、、同社は最大2年間、国の管理の下に置かれる。この事故ではこれまでに9人が死亡した。

 同工場では1100人が働いていることもあり、対策本部は、操業を長期間止めると多額の損失を被ることになるとし、工場に電力を供給している発電所の運転再開を暫定的に認めたとしている。

 ハンガリー科学アカデミーにより現場近くのコロンタール村などで8日に採取した土壌サンプルが調べられ、汚泥から重金属が検出されたが、貯水池への影響はないと発表した。ただ、耕作に影響がでてくる模様で、汚泥が流れた1,000ヘクタールの土地は、耕作地として機能しない可能性も。また、汚泥貯留池近くの土壌からは高濃度のヒ素が検出されたという。

環境保護団体のグリーンピースによると、アルミ工場近くの土壌からはニッケルとカ...

10/13/2010

ハンガリー泥水流出、経営者逮捕

ハンガリーのアルミニウム精錬工場貯蔵池から有毒汚泥が流出した事故で、当局は11日、この工場を運営していた事情聴取を受けていたアルミ製造会社MAL
の経営者、バコニ・ゾルターン容疑者を、公衆を危険にさらした容疑と環境破壊の容疑で逮捕したと発表した。
同国のオルバン首相は同日、事故が人的過失によって起きたと述べ、工場を国の管理下に置く考えを示した。

被災地では11日も軍の車両を使って赤い汚泥の除去と有毒物質の中和作業が続けられた。災害対策本部によると、コロンタール村付近でさらに1人の遺体が見
つかり、これで犠牲者は8人になった。身元は現在確認中だが、行方不明になっていた1人と見られる。

11日には欧州連合(EU)の専門家5人がハンガリー入りして環境への影響を調査、有毒物質の除去について助言を行う。

政府によると、事故を起こした貯蔵池は再び決壊する恐れがあ...

10/9/2010

続報。ハンガリー、有毒泥土がドナウ川に到達。 魚に大きな被害。

アルミナ工場(ハンガリー西部)の貯水池が決壊し、有毒泥土が周辺の村に流れ込んだ事故で、泥土が7日までに欧州の主要水脈であるドナウ川に到達。
専門家らは、国外に環境被害が及ぶ可能性は低いとしながらも、被害の拡大には注視すべきと注意を促している。
ハンガリー災害対策当局によると、ドナウ川とラバ川の支流では複数の場所で魚の死骸を確認され、泥土が最初に到達したより小規模な川では、すべての魚が死んでいたという。
pHレベルが非常に高いため数百トンに及ぶ薬品を川に流し、アルカリ度を中和する作業を続けている。
(通常のpHレベルは6-8,ハンガリーでは大きな都市の部類に入るジュール市を流れるドナウ川支流では、最高で9,65を記録)

オルバン首相は7日、被害を受けたコロンタールなどを視察。被災地で人が再び生活することはできないとの考えを示...

10/7/2010

ハンガリー西部で4日、アルミ工場の有毒スラッジ(汚泥)貯蔵タンクが爆発して70万立方メートルに上るスラッジが奔流のように流れ出す事故があり、同国政府は5日、西部の3県に非常事態を宣言した。(西部のベスプレーム、ジェールモションショプロン、バシュの3県)


 ハンガリーは、昔は、ボーキサイトの輸出国で非常に有名だったが、このスラッジはボーキサイトの精製時にできるもの。大量のスラッジは道路上の乗用車を押し流し、橋や住宅も破壊した。4人が死亡し、約120人が負傷、6人の行方が分からなくなっている。約400人が避難した。

 スラッジに含まれる鉛やその他の腐食要素によってやけどを負ったり、目の痛みを訴える人が出ている。

 
 グリーンピースの専門家は、この事故の影響は10年前にルーマニア北部のバイアマレで起きた金鉱山からのシアン化合物流出事故よりはるかに大きいかもしれないと述べた。ルーマニアの...

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